新卒採用

ー鈴木社長、本日はよろしくお願いいたします！早速ですが、どのような事業を行っている会社なのか、簡単にご説明いただいてもよろしいでしょうか？

よろしくお願いします！

弊社は、産業機器向けの電源をつくっている会社です。

電源は機器の心臓と言われるほど必要不可欠なものです。そんな機器の中でも大切な部分を我々が開発しています。普段の生活で電源を意識することは少ないかもしれませんが、実は普段から、皆さんも私たちの電源と触れ合っているんですよ。例えば、電車、信号機、飛行機、そして、携帯電話の基地局など、生活のいたるところでベルニクスの電源が使われています。私たちの電源に関わらないで生活することはできないくらいです！

重要だからこそ、表には出てきませんが、人々の生活や暮らしを支えています。

ーそんな身近なところで使われているんですね！では、この事業の魅力を詳しく教えてください！

①ハイエンド機器向け電源

私たちの強みは、ハイエンド機器向けに高い技術仕様を満たす電源をつくっていることです！電源の開発は大手企業も取り組んでいますが、大量につくって売っていくというビジネスモデルがほとんど。弊社は弊社の技術価値が生きる、弊社でなくてはならない技術をハイエンド機器市場へ提供しており、ライフラインとして止まっては困る重要インフラを支えております。

②国内・世界で認められる技術力

国内政府機関、自治体など弊社の技術に対して多くの賞を頂いており大変光栄な事ですが、アメリカでも賞を頂いております。中小企業でも世界で認められる技術・製品をテクノロジー先進国であるアメリカで受賞する事は大変名誉であり、我々社員の大きな自信にもなっております。これも未知の技術課題にチャレンジしてきた成果です。お客様、市場の課題に寄り添った技術開発には、当然高い技術スキルと創造力が必要で、製品として実現するには高品質で製品を提供し続ける品質担保力が必要です。弊社の技術は国内だけでなく、世界でも評価されていると思っています。

③メーカー機能 × 商社機能

私たちはモノづくりとしての機能だけでなく、商社機能も合わせ持っています。

お客様、市場の要望にこたえるために、日本製品だけではなく、イギリス、ドイツ、台湾などのメーカーから製品を調達しております。なぜ、弊社が商社機能を持っているのかというと、電源は通常の商社ではお客様にとって購入しにくいからです。例えば、電車で使われている電源に不具合が生じた場合を想像してみてください。対処の仕方を本国に確認して…としている間に、どんどん遅延が生じてしまいますよね。弊社の場合、技術部門や品質部門が提携製品だったとしても即座に対応できます。商社では深い技術的なサポートはできませんが、技術面でもサポートできる我々が商社機能を持つことに価値があると思っています。

ーありがとうございます！それでは、ベルニクスで働くことの魅力をお聞きしたいのですが、まず営業の方にとってどんな魅力がありますか？

営業にとっての魅力は、付加価値をもってお客様の課題を解決できることです。我々が扱っているハイエンドの製品はいきなり生まれたりしません。営業がたくさんのお客様と接点を持ち、色々な課題を聞くことで、ハイエンド製品がつくられていきます。なので、営業する際も「他社の製品より安いので…」という売り方ではなく、お客様に製品の付加価値を理解して頂き、価格以上の価値をご理解頂き選定して頂くという提案営業をすることができます。

あと、グローバルに活躍したい人にもとてもいい環境だと思います。海外メーカーとのやり取りは英語で日常的に行われてます。語学力に長けている方は直接、やり取りできます。語学力だけで海外とビジネスする訳ではありません。英語が苦手でも臆すること無く日本語でしっかりとやり取りしていけば、語学の壁を超えた関係を築いていけます。もちろん、海外出張もあります。海外で売り込み、海外で開かれる展示会などへの出展以外に、海外で行われるCESやミラノサローネなどの未来技術やデザインの最先端を感じるために私に同行してもらってます。

このように世界でダイナミックに仕事ができることもベルニクスの魅力かと思います。

ーグローバルにも活躍できるチャンスがある。素晴らしいですね！それでは、次に技術職の方の魅力を教えて頂けますか？

技術職の魅力は、なんといってもまだ世の中にない製品を創造できることですね。

私たちは他社のまねごとをするのではなく、今までにない新しい製品を開発することにこだわっています。なので、エンジニアは持っているテクノロジーを駆使して、新しいマーケット、新しい領域を切り開くことが求められます。新しいことにチャレンジするので、当然失敗することはありますが、それも成長のための経験値です。挑戦の先で、新たな製品を開発し、「あれつくったの私なんだ」と言えることが技術職の醍醐味だと思っています。

そして、メーカーだと最初の10年は下積み…というイメージもあるかもしれませんが、

弊社では違います！基礎ができてきたら、実際にお客様の担当を任せていきます。先輩も同行してフォローはしますが、自分が中心になって進めていくので多くを経験し成長が早いです。やっぱり現場で経験積むのが1番ですからね。年齢で人を判断せず、能力ややる気を重視しているのも弊社の特徴です。

ー営業職も技術職もそれぞれの魅力がつまっていますね！職種の魅力をお聞きしましたが、新卒採用への鈴木社長の想いを伺ってもよろしいでしょうか？

新卒で入社される方には会社の骨格をつくっていってほしいと考えています。ベルニクスの強みや存在意義を理解し、会社の未来を支えていくのは新卒メンバーです。

そういう意味でも新卒採用には注力しています。

また、新卒社員にとって、一社目の仕事の仕方や考え方は、今後の人生を変えるほど大切です。だからこそ、上司となる管理職の必須項目として、チームビルディングや育成力をいれています。頼りになる上司のもとで、社会人としての力を養ってほしいですし、最初の会社選びは大切にしてほしいです。

ー鈴木社長から見て、貴社にはどんな学生が合うと思いますか？

前向きな人でしょうか。現状維持でもいいとか、後ろ向きな人には合わないと思います。色々なことにチャレンジしたい、新しいものをつくりたい。

そういう学生さんに来てほしいなと。

ー自分から道を切り開いていきたいという方は貴社に合いそうですよね！事業の魅力などもお聞かせいただいた中で、社会貢献への想いが強い学生も貴社にマッチするのかと思ったのですが、いかがでしょうか？

私たちの仕事は、人々の暮らしを豊かにしていくものなので、社会貢献への想いが強い方にはとても合うと思います！

飛行機の移動時間に映画を見ることを楽しみにしている人も多いと思います。

このモニターも我々がいないと生まれなかったものですし、感慨深いです。

私たちが表に出ることはありませんが、日々のライフスタイルを人知れずアップデートしています。このように人々の暮らしを豊かにしたいという想いに共感できる人には、ベルニクスはピッタリかもしれません。

実際のエピソードをお話しすると、30年ほど前、「飛行機の座席にモニターをつけたいので、電源をつくってほしい」という依頼がありました。当時はまだ、座席にモニターなんて考えられない時代です。でも、依頼をしてくれたお客様の「今後、グローバル化が進み、飛行機の移動も増えていく。飛行機で移動する際のライフスタイルも変わっていくだろう」という言葉を聞き、飛行機のモニター用電源の開発をスタートしました。今では、どの飛行機にも、座席にはモニターがつけられていることが当たり前になりましたよね。

ー素晴らしいエピソードですね！最後に、貴社のこれからの展望をお聞かせください！

今後は、中小企業のモデルチェンジをリードしていきます！現在、弊社ではワイヤレス給電技術を全く違った市場へ展開し、プラットフォームを創る事業をスタートアップを第二創業しチャレンジしています。モノづくりで培った技術をベースにデジタル技術を融合し、モノからデータを生み出す「MONOプラスKOTO」というスローガンに、自分たちの持っている技術を用いて、新しいマーケットを切り開いていくモデルです。このモデルを成功させることで、他の中小企業にも「自分たちの持っている力で道が開ける」ということを示すことができます！やはり中小企業は日本の財産です。中小企業が自分たちの持っている技術力を活かし、新しいマーケットを開拓できるようになれば、日本の国力向上にも繋がります。そんな未来を目指して、これからも中小企業のモデルチェンジをリードしていきます。

ー最後に、学生に一言お願いいたします！

弊社は未知への創造を忘れません！

人々の生活をアップデートしたい、まだ世にない製品をつくりたい。

そんな方は、文系理系関係なくご連絡ください。お話しできることを楽しみにしています！