ホーム 《Q402》 XP社のデータシートにはClassⅠ, ClassⅡという用語が使われていますが、何でしょうか?
感電に対する保護の分類で、絶縁クラスと呼ばれているものです。 ClassⅠとはクラスⅠ機器、ClassⅡとはクラスⅡ機器のことで、以下に説明します。 ・クラスⅠ機器 危険な電圧が印加される部分と人が接触する可能性のある導電性の部分との間が基礎絶縁で分 離されており、かつその基礎絶縁が故障した際の感電からの保護のために、人が接触する可能性 のある導電性の部分が保護接地されている機器。 ・クラスⅡ機器 基礎絶縁が故障した際でも付加絶縁によって絶縁が保たれるように、危険な電圧が印加され る部分と人が接触する可能性のある導電性の部分との間を基礎絶縁と付加絶縁とから成る二 重絶縁によって分離した機器、及び二重絶縁の代わりにそれと同等以上の安全性を持つ強化 絶縁を用いた機器。このクラスは、感電からの保護を保護接地に頼らずに達成しています。