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Q&A

《Q315》 BY05-15W05を小信号のフロントエンド回路の絶縁に使用。コンバータの出力に100Hz成分で50mV程度のスパイクノイズが観測される。

BYシリーズは80~400KHzスイッチング動作をしており、100Hz成分はありません。

100Hzや50Hzのノイズが観測された場合、電灯線に接続された機器からのノイズの影響を確認する必要があります。

まず、オシロスコープをLINE同期にして波形を観測し、同期して観測されるようであれば、電灯線機器からの影響が考えられます。

小信号フロントエンド機器の場合ハイインピーダンスでなおかつGNDラインが交流的にもフローティングの場合、電灯線のノイズを拾いやすくなります。

絶縁コンバータのP-S間、または、フローティング部のGNDラインをシャーシや本体のGNDに1000pF程度で接続するとノイズの影響を受けにくくなることもあります。