スイッチングレギュレーター方式のコンバータの場合、出力電圧を可変しても最大出力電流は一定であるのが一般的です。しかし、MHVシリーズはシリーズドロッパー方式のため、出力電圧が低いほど最大出力電流が小さくなります。従いまして、MHVシリーズの場合、最大出力電流は最小負荷抵抗によって規定されております。MHV12-180S15Pを例に上げますと負荷抵抗12kΩmin.とデータシートに記載されています。
つまり、出力電圧180Vでご使用の場合、負荷抵抗12kΩminより、最大出力電流は15mAですが、出力電圧90Vでご使用の場合は、最大出力電流が7.5mAとなります。