接続例
広い入出力電圧範囲
従来の電源モジュールでは昇圧又は降圧制御の為、入力電圧範囲に対し出力範囲が絞られます。入力電圧は出力電圧より“高くなければならない”、“低くなければならない”という制限があります。この為、出力電圧によっては、入力電圧範囲はさらに絞られる傾向があります。
絶縁型DCDCコンバータであればワイド入力に対応した製品もありますが、サイズが大きく、高価となります。
BUDシリーズは昇降圧制御の為、1機種で格段に広い入出力電圧範囲を有します。バッテリーや非安定電源等の不安定なバス電圧からも安定した出力が供給可能です。
絶縁型 ±出力電源 8機種分に相当する入出力電圧範囲の広さ
BUD12-12W042最大出力電力・電流 関係表
低ノイズ
BUDシリーズ自体が低ノイズなので、アナログ回路前にLDO(3端子レギュレータ)などのノイズ低減素子を挿入する必要がありません。
低リップルノイズ化により、アナログ回路への影響を低減します。
省スペース実装面積
①バッテリーなどの非安定な電源供給状態にも対応できる
入力電圧が出力電圧より高くなったり低くなったりする場面でも、高価で大きい絶縁型コンバータを使用する必要がありません。
②プラスマイナスの2出力
バス電圧からプラス出力とマイナス出力の2つの電源を用意する必要がありません。
③リップル・ノイズが非常に小さい
アナログ回路前にLDO(3端子レギュレータ)などのノイズ低減素子を挿入する必要がありません。
⇩約1000mm2の実装面積を省スペース化
軽負荷時の高効率化を実現
軽負荷(出力電流が小さい)時にスキップモード(間欠スイッチング動作)となり、自己損失が抑制されます。
BUD Seriesは、一般絶縁型DC/DCでは効率を維持できない軽負荷時にも効率を維持できます。