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BDX シリーズ

 本製品は、シリアル通信 (PMBus/AVSBus) により、動作中の設定変更が可能なステップダウンDC-DCコンバータです。 出力電圧、立ち上がり、立ち下がりシーケンス等を、出力を維持したまま変更することが可能です。
 さらに、デジタル制御の採用により、極めて高い出力電圧設定精度、超高速応答を実現しています。
photo_BDX

特徴

  • 出力電圧設定精度±0.5%
  • 超小型・高電力密度
  • 超高速負荷応答
  • シリアル通信(PMBus, AVSBus)により動作中に設定変更、モニター可能
  • 過電流保護回路内蔵
  • 低入力電圧保護機能
  • ON/OFF制御機能
  • Power-Good信号
  • 動作温度 -40℃~+85℃(温度ディレーティング要)
  • 省スペース、各種設定変更用の部品不要
  • RoHS指令対応

BDX Series

ModelInput Voltage
Vdc[V]
Output Voltage
Vdc[V]
Output Current
[A]
Line Reg.
[%](typ.)
Load Reg.
[%](typ.)
Noise
[mVp-p](typ.)
Efficiency
[%](typ.)
Size
(W*D*H/mm)
DatasheetPurchase
BDX12-1.0S100RM12
(8.0 to 14.0)
1.0
(0.5 to 1.2)
0~1000.20.22089
(Io=50%)
32.8x23.0x7.0DigiKey
chip1stop
corestaff
BDX12-1.0S50R0S12
(8.0 to 14.0)
1.0
(0.5 to 1.2)
+500.20.22089
(Io=50%)
16.5x27.0x3.95DigiKey
chip1stop

 

高効率

 高効率最新デバイスの採用により、コンバータの高効率化を実現出来ます。

 装置の高機能化によって、FPGAやASSPなどのハイエンドデバイスの消費電流が増加したことにより、数%の効率の差であっても、数Wもの大きな損失の差が生じます。

 高効率のコンバータを使用し損失を抑えることで、省エネに貢献することができ、かつヒートシンクやファンなどの放熱部品を削減することができます。

超高速負荷応答

 フィードバック制御のデジタル化により、超高速負荷応答を実現できます。 同じデジタル制御POLのBDPシリーズと比較して、応答時の電圧のピークは半分に抑えられています。

BDPの負荷応答波形(Vin=12V, Vout=1.2V, Iout=0~150A, SR=5A/us)

BDXの負荷応答波形(Vin=12V, Vout=1.0V, Iout=0~100A, SR=5A/us)

並列機能, 2出力機能

 最新のFPGAやASSPなどのデバイスはプロセスルールの微細化に伴い、電源要求も低電圧化、大電流化の一途を遂げています。

 BDXシリーズは並列運転機能を搭載しており、電流のパワーアップが可能です(要ディレーティング)。 マスター1台にスレーブを最大5台並列接続して350Aまで供給する事ができます。

 また、出力を接続せず、個別の出力として利用することも可能です。

ピンアサインの対称性

 BDX12-1.0S100RM、BDX12-1.0S50R0S のVIN、PGND、VOUT端子は、並列接続が行い易いよう 線対称に設計されており左右、両面にユニットの拡充配置が可能です。
 以下の写真はBDXシリーズ用の評価ボード(BDX12-EVM)のレイアウトです。
 最大接続数であるマスター1台にスレーブを5台配置しています。 それぞれ隣り合うユニットと基盤を挟んだ反対面に位置するユニットが並列接続されています。

Top View
Bottom View
自在なシーケンス制御

出力電圧や、起動時間立ち上がり時間の設定を外付け部品無しに設定、保存が出来ます。