MENU

お問い合わせ
製品検索
English
お問い合わせ
製品検索
English
電源用語集

電源を使うときによく使われる用語集です。

 通電していない状態の電源を放置できる周囲温度範囲です。製品によっては実装前の保存条件と実装後の保存条件が異なる場合がありますので、注意が必要です。この場合、実装後の条件を保存温度範囲と言います。

電源が起動している(出力電圧を出力している)状態で出力電流が流れていない時に流れる入力電流のことです。出力電流が流れていなくても、電源の内部回路を動作させるために生じる損失になります。主に、制御回路やスイッチ素子を駆動する時に生じる損失が原因となっています。

負荷を一定に保った状態で、入力電圧を仕様範囲内で変化させた時の出力電圧の変化量のことです。静的入力変動ともいいます。データシート上では、定格負荷時に入力電圧範囲の最低入力電圧から最大入力電圧に変化させたときの出力電圧の変化量で仕様を規定している場合が多いです。製品によっては電源個別の規定条件がある場合があります。

入力電圧を一定に保った状態で、負荷を仕様範囲内で変化させた時の出力電圧の変化量のことです。静的負荷変動ともいいます。データシート上では、定格入力電圧時に出力電流を無負荷から定格負荷に変化させた時の出力電圧の変化量で仕様を規定している場合が多いです。製品によっては電源個別の規定条件がある場合があります。

電源を正常に動作させることが出来る出力電流の範囲です。無負荷から定格負荷までを指す事が多いですが、電源によっては最低出力電流が規定されている場合もあります。製品によっては規定された通りの出力電圧を得られる条件が出力電流範囲と異なる場合があるため、注意が必要です。

電源を使用できる湿度範囲です。動作湿度範囲ともいいます。

過電圧保護(Over voltage protection)ともいいます。周辺回路の動作変化や電源装置の故障などによって規定値以上に出力電圧が上昇した場合、電源の出力を停止させる機能です。停止電圧は電源によって異なります。全ての電源に搭載されている機能ではありません。

カレントリミッタ(current limiter)、過負荷保護ともいいます。過大な出力電流や出力短絡により、出力電流が規定以上に流れた場合に電源の破損を防止するための保護機能です。過電流状態になると出力電圧が低下し、電源を保護しますが、過電流状態が解除された際の動作は過電流特性の種類によって異なります。過電流特性には、「垂下特性」「フの字特性」「シャットダウン」「ヒカップ」などの種類があります。全ての電源に搭載されている機能ではありません。

通電していない状態の電源を放置できる周囲湿度範囲です。製品によっては実装前の保存条件と実装後の保存条件が異なる場合がありますので、注意が必要です。この場合、実装後の条件を保存湿度範囲と言います。

ENABLE(ON/OFF)機能が搭載された電源において、OFF(出力電圧が出ていない/停止している))状態で流れる入力電流のことをいいます。