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電源用語集

電源を使うときによく使われる用語集です。

 出力のセンス機能を使った場合に、負荷を大きくするにしたがって、センスポイントでの電圧を一定にする為に出力端子での電圧が上がりますが、この出力端子での電圧の最大値のことをいいます。 この値を超えると過電圧保護がかかるように設定されている場合があります。 

 入力を印加後、出力電圧が90%に立ち上がるまでの時間のことをいいます。遅延時間と立ち上がり時間の和になります。

 入力を遮断した後、出力電圧が規定の電圧範囲を保持している時間のことです。 

 負荷の変動に対して出力電圧を常に一定に保つ電源です。 

 負荷の変動に対して出力電流を常に一定に保つ電源です。

 高効率のコンバータに採用されている方式なので、高効率の代名詞として使われている言葉です。 基本的には、ダイオードで整流していたところをFETに置き換えて整流する事で効率を上げる(損失を減らした)回路方式を 指します。ダイオードは、電流を流すと0.5V電圧降下が起こります。つまり、10A流すと5Wの損失が生じます。 FETは、導通時にはただの抵抗になります。抵抗値が仮に5mΩであったとしますと、10A流すと0.05Vの電圧降下が起こります。つまり10A流すと0.5Wの損失が発生します。

 POLとはPoint of Load の略で、FPGAやASICなどのLSIの近傍に専用の電源回路として配置するDC-DCコンバータのことです。LSIと電源回路の距離を1cm前後にすることができ、電源線の抵抗成分が減るので静的な電圧降下を抑制可能です。さらにインダクタ成分も削減できるため、チップの動作によって電流量が大きく変化しても、これに伴う電圧の変動を小さく抑えこめます。このため、応答速度の速さが必要な電源に利用されます。 

検出する値に差を設けることです。 保護回路なら保護動作を開始する値と、保護動作を終了させる値の間に差を設けることです。 例えば、仮に『110℃で保護動作を開始する過熱保護動作を解除するためには、100℃以下にする必要がある。』という具合に差を設ける場合が多いです。 

耐電圧と表記した場合は、絶縁されている指定の端子間に規定時間、電圧を印加しても、絶縁破壊を起こさずに耐えうる電圧、印加することのできる限界の電圧値のことをいいます。なお、この定義に基づき「絶縁耐力(Dielectric Strength)」あるいは「絶縁耐圧(Isolation voltage)」と呼ばれることもあります。

入力端子一括と出力端子一括の間にかけても問題のない電圧のことを言います。ACで規定されている場合とDCで規定されている場合もあります。 ただし、常時かけているということはまれ。通常は1分間で規定されています。長時間で規定されていないのは、長時間かけ続けていると環境による外的要因が変化するためです。 例えば、CDに近づけると空気がイオン化して空気中を電気が流れやすくなります。