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AVSに対応したい

懸念事項

 AVS機能とは、LSIの製造上のばらつきを検知し、消費電力低減を図る技術で、 Xilinx FPGAでは7シリーズなどに搭載されている機能です。

 先ず、コア電圧1.0VでFPGAを起動させます。起動後にFPGAは自身が0.9Vで動作可能なデバイスか否かを判断できるようになっています。0.9Vで動作可能なデバイスであった場合は、電力を供給しているPOLコンバータに対し出力電圧を0.9Vに下げるようFPGAがAVS信号ラインを介して指示を出します。コア電圧が下がる事で、FPGAは消費電力を下げます。

 一般的な通信機能を持たないPOLコンバータでは、電源電圧を動作中に変更する場合、POLコンバータとは別(外部)に信号を受けるマイコンと複雑な外付け回路が必要となります。

⇧ FPGAからの電圧識別ビット

解決方法

 FPGAからの電圧変更指示に対して、その信号を受けるマイコンとPOLコンバータの出力を変更する為の切り替えスイッチ回路を設けるか、デジタル通信機能を持ったPOLコンバータを使用する手段が考えられます。

下記の回路例では、FPGAから出される電圧変更指示をマイコンで受けて、POLコンバータに指示を出しているケースになります。

アナログ電源 ⇒ 外付け回路必要

アナログ電源 ⇒ 外付け回路不要

命令の流れ

⇧ FPGAからの電圧識別ビット