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電源豆知識

絶縁型DC-DCコンバータのトランスは本当に絶縁されているのか

絶縁型のDC-DCコンバータには当然、トランスが使われます。このトランスが実はストレーキャパシィティの固まりなのです。図1はDC-DCコンバータがノイズを通過させてしまっている状態を書いた図です。コモンモードノイズ対策のコンデンサC1,C2,C3,C4ですが、このコンデンサはコモン・モード・ノイズの除去に効果が高いのですが、絶縁トランスの1次―2次間がストレーキャパシィティの固まりですから、ノイズは絶縁トランスをノイズの伝播路として通過してしまいます。 図2は絶縁トランスの容量結合のイメージ図です。DC-DCコンバータの絶縁トランスは交流的のも絶縁が確りされている事が重要です。図2-3、図2-4は静電シールを1次―2次巻き線間に入れてシールドを施してノイズの通過を阻止させます。この項は文章説明よりも図を見てストレーキャパシィティの存在をイメージして勉強できます。
鈴木正太郎
図1 入出力フィルタはコモン・モード・ノイズ対策コンデンサを通して

図2 絶縁型DC-DCコンバータのトランスは本当に絶縁されているのか? 参考文献:オンボード電源の設計と活用 鈴木正太郎 CQ出版社